安心・安全

弊社では、消費者の皆さんに安心して食べていただくことを第一に考え、『安心・安全』のトマト作りを追求しています。
しかし、トマトを栽培していく上で、害虫や病気との戦いは避けられません。では、どうやってこれらを抑えていくのでしょうか?

害虫を減らす

コナジラミ害虫は、ハウスの外から侵入し、ハウス内でどんどん増えていきます。弊社では、まずは『害虫を入れない』を徹底しています。ハウス全面に0.4mm目合い(普通の網戸よりもだいぶ細かいもの)のネットを張っています。そして、靴に病害虫がついて入ってくる可能性もあるので、土足禁止です。害虫対策には、まず入れない!が一番です。

病気を抑える

循環扇病気の要因は、①植物の健全さ、②ハウス内の環境(主に湿度)、③菌密度、の3つです。人間と同じですね。
病気になりにくい健全な植物を作る。そして、ハウス内の環境に気を配り、湿度がこもらないような対策を取る。例えば、循環扇(扇風機のようなもの)を使ってハウス内の空気循環を良くしたり、温度ムラをなくしたり、地面にマルチを張って地面からの蒸発を防いだり。小さなことの積み重ねで随分と違います。パソコンを使ってハウス内の環境をモニタリングすることも欠かせません。

減農薬

ボトキラーこれらを実践することで、害虫や病気のリスクは随分と減ります。しかし、どうしても害虫や病気は発生します。その場合は農薬を使うことになりますが、使う農薬にもこだわります。出来る限り、人体に影響の少ないものを使います。受粉のためにハチを飼っているので、もちろんハチにも影響の少ないものを使います。
例えば、納豆菌のような微生物由来の農薬や、でん粉由来の農薬など、今の時代は体にやさしい農薬も多数開発されいます。農薬を浴びることは、人体だけでなく、トマトにとっても良いことではありません。正しい知識を身につけ、人間にも植物にもやさしい方法を追求していきます。